このところどうも眠れない。普段から平均睡眠時間が5時間もない僕にはたいしてその差はないんだけれど。体調はいつもと変わらず良いほうだ。
「鬱(うつ)」で自殺した人のことを考えて、何故か激しく同情してしまう。一般的には「自殺=現実逃避した敗者」という、「その人さえしっかりしてればそんなことは起きない」と思っている人が多いのではないかな?その理屈はまるで「風邪は気力で直す」という原始人説とあまり変わりないと僕は思う。早いとこ休んで薬を飲んでおけば、こじれて死ぬこともない。誰でも「風邪」は科学的な物質が原因で体調が悪くなることを知っているのに、「鬱」は科学的な物質が原因だとは思っていないことが多い(実際には脳内物質の異常分泌が原因)。このあたりの考え方の違いや、悩んでいる人を「励ます」という他人行儀な行為が事態を悪化させる恐れがあるということだ。
主観的な考え方を他人に押し付けたり、多角的な視点から物事を判断できないタイプの人があまりにも多いというのは、暗いと思われている事柄に正面から向き合うことを避けてきた現代社会のご都合主義からきたしっぺ返しのようで皮肉だ。
大好きだった、イ・ウンジュの冥福を祈ります。

