ベストセラーになっていたリリーフランキーの「東京タワー」を読んだ。
どんな男であれ始めに愛する恋人(笑)は母親であろう。自分のわがままを全て受け入れつつ愛情を維持できる存在はこの世に2人と存在しないだろうし、今後もありえないだろうと思う。
僕の母親は自分に特別やさしかったので、よく買い物について行っては荷物を持ってやったりしていたんだ。だけど、アニキがその姿を観てマザコン呼ばわりしたもんだから、皮肉にも話す事もなくなったのだ。
その兄は現在2人の娘と僕の両親と2世帯住宅で一緒に暮らしているのだから事の成り行きとは面白い。ちなみに、この15年間で僕が母親に会ったのは3回あっただろうか?記憶に残っていないほどだ。
子供の頃、「ハワイへ行きたい」とか母が言っているのを良く聞いたんだけど、最近父と電話で話したとき、かーさんが最近は東京へ行きたいとよく言っているらしいのだ。「お前の事は赤ちゃんの時から一度も心配したことないよ」という決め台詞(笑)を言っていた母親の言葉が未だに頭から離れなくて、自己嫌悪に陥ることもある。
正月が近くなると、決まって今年は帰ってくるのか聞いてくる母に、お決まりの挨拶をする愛想のない自分。「変わりに東京来てもいいよ、手配するから」と言った時の反応は笑ってしまうほど面白かった。
「あら〜うれしー。うれしーねー。」と何度も何度も言っていた。東京には何度か来た事があるのだが、観光らしい観光をしたことのない母親に東京タワーに連れて行ってあげるよ、一番上の方まで登ろう。という話をして子供みたいに喜んでくれる母。
しかし、都合が悪くてこの計画は空振りに。。
親父が相撲ファンなので大相撲の季節にまたトライしようかと思っているけど、はたしてどうなることやら。
で、この「東京タワー」という小説が良かったのだけれど、この話なら僕の家族とそれにまつわる話はもっと面白いんじゃないかとも感じた。笑
東京タワー  ̄オカンとボクと、時々、オトン ̄:
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