
昨晩、家に帰ったらHMVに注文していたDouble Live DVDの不在伝票が入っていたので、25時頃だっていうのにどうしても見たくて我慢できず佐川急便の集荷所まで行ってきました。見終わったのが5時頃だったので今日は少し寝不足気味。
7/31@StudioCoastでの熱い夏の思い出が蘇りました。安室奈美恵さんも出ているし、ゲスト盛り沢山でとても内容の濃い3時間でした。個人的にもう一度聞いてみたかったバンドマスターの藤川学史さん演奏の泣きのキーボードがDVDでカットされてなくて嬉しかった。
Doubleもデビューから10年。いや、活動開始から数えると15年も経っているんです。
知らない方の為に説明すると、新潟出身の3姉妹の次女・平澤幸子(SACHIKO)と三女・平澤貴子(TAKAKO)のデュオとして10年前にデビュー。デビューから約1年3ヶ月、姉のSACHIKOがクモ膜下出血で25歳という若さで亡くなってしまう。TAKAKOが現在もなおDoubleという名義で活動を続けるのは、志半ばで亡くなった姉SACHIKOへの慈しみと感謝の気持ちの現れのよう。
少し話がそれますが私は大のPrinceファンなので、今回のツアーに参加していたドラムのJohn Blackwellがいて驚きました。過去のユニット名「D♀uble」や、デビュー曲が「For me」(Princeは「For You」)だったり、作詞作曲やアートディレクションまでこなしていくこだわり具合がPrinceとよく似ているので、恐らく何らかの影響を受けているんではないかと思っています。近年のジャズへのアプローチもプリンスとシンクロしているのが興味深いんですよ。
10年以上前に聞いた日本語のR&Bというのは、何か受け入れづらいものがありました。でもDoubleは今のR&Bミュージックシーンを切り開いてきた中心人物。人のまねごとをしてきたのではなく、亡き姉SACHIKOが語るDoubleの曲は「和歌」というエッセンスを10年という長期にわたって大切に引継ぎ、他の誰でもないDouble独自の世界を貫いてきたTAKAKOの苦労は相当のものだったに違いないでしょう。派手な見た目とは違って、とても慎ましく古風な性格を持っているところに人を引きつけ愛される魅力を感じずにはいられません。
Doubleがたどってきた背景を理解しつつ、今回のライブ終盤の3曲に選曲された姉のことを歌った曲「Angel」や、おなじみの「BED(1998)」と、それに繋がる「残り火(2008)」に共通して歌われる
「この部屋のすみでも、ずっと黙ったままでも、そばにいればわかりあえるから」
というフレーズを聴いて思わず胸が熱くなりました。この先もずっといい曲を歌い続けてほしいと思います。
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