「私は貝になりたい」を見て

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もったいないと思った。。

この作品のシナリオは非の打ち所が無い名作だと思う。だからこそイライラした。
その昔、うちの父さんがカレーにホタテが入っているのにキレてた。たぶんあの感覚だ!^^
「なんで刺身で食おうと思ってたのにカレーに入れるんだ!」「なぜカレーだ!?」
という素材のうまさをブチこわしやがってンナロー!という怒りを今になって理解した。

そう、このキャストのイメージがあまりにもクドイのだ!
そこが始めから失敗だったのではないか?つまり、中居くんの存在はカレーのルーだ。どのように調理してもカレーは自己主張が強い。監督は鍋奉行のごとくキャストのこともきちんと考えるべきだった。

湯豆腐にカレーのルーを入れたのは誰だ!
すき焼きにカレーのルーを入れたのは誰だ!
「私は貝になりたい」に中居くんを入れたのは誰なんだー!
いや、「私は貝になりたい」ではなくて「私は具になりたい」の間違いか?
ひょっとするとスポンサーの関係で口が出せなかったのではないか?と勘ぐってしまうほどだ。

香川照之と宮沢りえあたりの主役キャストだったら、号泣していたに違いないであろうこのシナリオがもったいないと感じた。個性的すぎるキャスト、不必要なアングル、鮮やかなカラー、いらない台詞、バランスの合わない大げさな音楽(久石譲、ミスチル)にまで、2時間テレビドラマスペシャルのような演出にがっかりしてしまった。「硫黄島からの手紙」をお手本にできなかったのか残念でしかたがない。

まぁこの怒りも、考えてみれば「私は貝になりたい」という作品がとてつもなく素晴らしいからなんだと思う。このような不条理な世界があっていいのか?!と考えると涙が出るほど切ない。ここまで言っといてなんですが、絶対見るべきだと思う。

そいや、セプテンバー11の今村昌平監督のわずか11分の作品で、戦争から帰ってきた息子が蛇のような態度をとるんですけど、そこで人間がいかに愚かで醜さにあふれたものであるか「もう人間になんかなりたくない。」という主張のほうが短時間でかなり印象に残ってしまったのは作家性の違いからくるものなんでしょうかね。。

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「私は貝になりたい」★★★☆ 中居正広 、仲間由紀恵 主演 福澤克雄 監督、2008年 戦争を日本もかつて経験したと、 分かってはいても、ピンと来ない、 広島の原爆ドームを見たときや、 資料館の展示も 事実を教えてくれるけれど、 実感として胸に迫るものは少ない。 二度と戦争を起こさないために 事実を風化させるなと言うが、 忘れてもいいんじゃないかと、ふと思う。 忘れて、 無かったことにして そんなことで利益を得ることなんて 想像もつか... 続きを読む

コメント(2)

かなりプロモーションしてますよね
気になってたんですよね
参考になりました

やっぱ スマップみたいにテレビに出倒してると
そっちの印象が頭に残って
感情移入出来ないですよね

役者はバラエティー番組出てはいけない気がします

>山本
いやほんと、知り合いの初舞台見に行くのと
同じくらいストーリーに集中できないんですよ。
どっから見ても「中居君」にしか見えない。みたいな...

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